人間集団における五種類の人間

学校教員をしていて、少し俯瞰的に教室の様子を「マーケティング」することがあります。
人間は必ず、いろんな種類の人間に分かれます。やる人間、やらない人間。大人しい人間、騒がしい人間。明るい人間、暗い人間。親切な人間、冷たい人間。
その中で、どんな人間の部類に入るかは自分の自由意志で決められます。しかし、統率者が全員を一色に染めることは不可能で、それをすると必ずひずみが生じます。
私なりの分類ですが、
授業をしていて、これは必ずそういう風に分かれます。教室内での精神的態度のヒエラルキーです。
1.統率者:教師のことです。この人間の態度によって教室全体の舵は左右されます。
2.真剣に話を聞き実行する人:統率される側の方でいえば、最も上位のヒエラルキーに位置します。大体、全体の5-10%でしょう。
3.言われたことをたんたんとやる人:次に上位のヒエラルキーです。しかし、創造性はなく、管理される側に徹します。20%くらいです。
4.やったりやらなかったり:彼らは自分の明確な意志を持たずに、周りの雰囲気に流されて、賞賛したり賛美したりします。いわゆる日和見菌。哲学者ニーチェはこの人々のことを「畜群」と呼び、おおよそ現代では発禁になるだろうというくらいまでに批判しています。これが現代社会では権力者となっています。こういう層が全体の6割7割を占めています。
5.犯罪者、破壊者:自分は一方的に環境の被害者であり、世の中に対して恨みを持っているタイプの人々のことです。いじめっ子の中心的人物など、そのタイプでしょう。

学校は社会の縮図です。5のタイプの人間がリーダーシップをとってしまった場合、カルト宗教や、全体主義国家が成立します。逆のヒエラルキーが人間を不幸にしてしまうことを正当化してしまうのです。
だからこそ、現代社会に求められるのは、善の心を持ち、強力にリーダーシップを発揮していける指導者なのだろうと思います。